2021/02/22 部屋に差し込む陽光も暖かみを増し、芽吹いた草花の勢いも日ごと目を見張るまでになって、さあ春らしくなって来ましたよ。嵐山、嵯峨野はと言うと、まあぼちぼちですか。今年の春はウチの猫とのんびりしそうと思っていたら、今日は2月22日。ニャン・ニャン・ニャンの日でした。 MORE
2021/01/07 せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、・・・。 松の内、七日の朝の七草粥です。申し遅れました。あけましておめでとうございます。新年のご挨拶もそこそこに、あっと言う間の一週間です。昨日、北野天満宮へ初詣に出かけました。いつもなら縁日のように所狭しと屋台がひしめき合い、人出もすさまじく、家族ちりじりになっていますが、今年は境内もすっきりと、こんなにも広かったのかと、そこらじゅうから驚きの声が上がっていました。 MORE
2020/12/27 年の瀬のイベントもクリスマスも、今年はこのご時世のせいでしょう。静かな雰囲気の中で過ぎて行きましたが、皆様はどうお過ごしでしょうか。そしてどんな一年だったでしょうか。なかなか出口の見えないコロナ禍の中にあっては、人はずっと縮こまっていなければいけないんでしょうか。自分の踏み出すささいな一歩が、世のため人のために必ず役に立つ。そんな気概に溢れていたこの国が懐かしいですね。ここからです。これからですよ。 MORE
2020/12/05 慌ただしい年の瀬です。コロナ感染予防で明け暮れた一年でありましたが、今年が子年だったなんて今思い出すぐらい色んなことがあり過ぎて・・・。そう言えば、猿やイノシシ、熊さんたちの町中デビューが目立った年でもありました。この寒空の下、11日(金)から嵐山花灯路が催されます。渡月橋及びその周辺の山容をライトアップされ、山猿やシカの迷惑顔が思わず浮かんできそうです。なにぶん夜間のイベントですので、足元には充分気をつけて、しっかり防寒対策をしてきてください。 MORE
2020/09/29 もう10月ですか。GoToトラベルキャンペーンに地域共通クーポン・・・。はるばるお越し頂いたお客様が、安心して快適に旅行を続けられ、そして気持ち良くお帰り頂くことが出来ますよう、このコロナ禍の中で日々見えない相手と闘って来ました。気がつけば、夏の暑さも過ぎ、虫の声が耳に心地よく、今年も余すところあと1/4だなんて…。ちょっと早過ぎませんか?今夜は天龍寺でも行って、月明かりの秋の風情の中、少々の自分と時間を取り戻したい思いですね。 MORE
2020/09/01 夏の去りゆく浜辺で、BBQの最中に突然の雷とスコール! 手漕ぎボートで漕ぎ出すも離岸流に押し出され、沖合の大波に翻弄されながらも生還できた中学時代とその仲間たち。夏の海の記憶は何故か危うく、良くも悪くもそれぞれに個性的で強烈どすなぁ。この夏はどうでしたか? なんて野暮なことはもうお聞き致しません。しかし、今年の夏も行ってしまいはりましたかァ。 MORE
2020/07/14 ~あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る 額田王。 なんかいいですねェ。女性と言わず男性と言わず、1350年前のこのお二人のご関係をとやかく言うつもりはございません。素直に人間らしく青春のよき一ページとして、大切にしまっておきたい気持ちであります。さて、自粛自粛で意気消沈の我々は、夏の太陽を待ち焦がれる子供のような心で、祇園祭の無くなった長いこの夏を楽しみたいものです。 MORE
2020/05/26 いつもなら祭りの済んだあと、新緑に誘われて気がつけば山歩きに興じている頃です。ホトトギスの鳴き声がこだまする、山あい谷あいを気ままに歩いたり、沢へ降りて清流で遊んだり、家へ帰ればひと風呂浴びて昼寝に果物。 まあ理想ですね。 日々のささやかな喜びをかき集めて、それを健全な環境とともに子供たちにつないでいく。そんな気持ちでしょうね。 梅雨空が広がってきました。雨が降り出さないうちに山歩きに行って来ます。 MORE
2020/04/28 ~ 行く春や 鳥鳴き魚の目は涙 ~芭蕉。 奥の細道スタート時の惜春の句です。その時代、免疫の概念が辛うじてあったぐらいで、人と自然、鳥も、魚も、季節も、疫病も貧困も、共生することで凌いでこれたのかと思うと、日本人の歴史とは我慢と辛抱の歴史だったんでしょうねェ。このご時世のさ中、思いあたるのはこのことぐらいでしょうか。 MORE